5/28/2012

Hash Trash 2012 May 27 サイコーにサイテーなシギーラン

準備不足がたたり、山の中で完全に迷ってしまうという失敗トレイルとなりました。ただ少しだけ弁明させて下さい。トレイルの構想は、かれこれ2年程前からあったのですが、激し過ぎるシギーのためルートを見つけることができなかったのですが、先月ようやくハッシュで使えそうなルートを発見しました。折角の週末は本来他にすべきことが多いのですが、毎週ハッシュ行うようになったため、残された僅かな時間もトレイルの下見に費やさざるを得ない状況となりました。今回のトレイルのために3回程下見を繰り返したのですが、それでも2回と同じルートを辿ることができない程の分かりづらいエリアでした。まだ完全にはルートを掌握できていなかったのですが、予定変更もできずに当日を迎えてしまいました。しかも後半のトレイルは実走なしに、グーグルマップで検索しただけでしたので不安たっぷりでした。今回のトレイルはAトゥーB。手荷物を預ける場所と、途中どうしてもビアストップを設けたいという無謀な計画もあり、ビアバン運転(Beer Van:ビール運搬用車輛。ビールをランの途中で供給したり、フィニッシュに届ける重要な役割を持つ。参加者の荷物保管も兼ねている場合が多い。サムライや沖縄ハッシュでは専用車輛を所有)のお手伝いしていただく方を探していましたが、結局みつかりませんでした。荷物についてはコインロッカーを利用することで解決しましたが、ビアストップのためにビール抱えて走る訳にもいきませんでした。そこで当日朝から職場の後輩を手伝わせることにしました。荷物を取りに戻ることを考慮して、フィニッシュは佐世保中央駅に設定。さらに「フィニッシュにビールがない」という失態を避けるために、まず個人用に購入していたハイネケン5リットル樽を佐世保中央駅のコインロッカーに保管しました。そのあと後輩に前岳の登り口まで送ってもらい、ビアストップ付近にビールを20本隠しておきました。後輩は「こんな所で何があるんですか?本当にここで降ろしていいんですか?」と心配そうでした。この時点で午前10時。3時間後にはスタート地点に戻らなければなりませんでしたので、前半のシギーを含めた全行程の確認を行う時間はなかったため、後半のトレイルを作るだけとしました。グーグルマップでは分からない場所もあり、なかなか良いコースに仕上がったつもりでした。13時に集合場所のマクドナルド四ヶ町店に集まったのは、ヘアのトモキの他、ダニエル、レイモンド、ダン、デビッド、ダナ、ランディー、エリ、ジュリ、リーロイ、トレインボーナー、パドルス・ザ・パピー・パウンダー、ジェッシー、リズの総勢14名。久しぶりの松浦鉄道シリーズは、佐世保中央駅からスタート地点の泉福寺駅(無人駅)へ移動。ホームを降りたところで記念撮影を行い、チョークトークはデビッドに任せて、ヘアがスタート。いつものように12分後にハウンドもスタートトレイルは側溝沿いの小道からパチンコチャンピオン裏に出て、瀬戸越の国道204号線交差点を地下道から横断しました。墓地を抜けて、眼鏡岩公園へ入っていきました。序盤のシギーは過去にも通ったことのあるルートでしたが、途中から竹林に入り、さらにひと山登るトレイル。しかし辿るべくルートがあるわけでもなく、何となく勘で進んでいきました。できる限り分かりやすいようにと思い、トイレットペーパーを大量に使用しましたが、枝に引っ掛ける作業に想定以上の時間を費やしてしまいました。この作業の度に立ち止まっては進むという工程を繰り返すうちに方向感覚を失ってしまいました。そうしている間にハウンドが近づいてきているのが分かりましたが、進むべきルートを見失ってしまい観念してしまいました。先頭はダンやリーロイの他、グアムの連中でした。5分待機してトレイル再開となり、多分大丈夫だろうと進んで行きましたが、再び迷ってしまいました。方角的には合っているとは思ったのですが、少しずれると未知の世界でした。捕まってはリリースの繰り返しとなりました。今回のトレイルの最大の見所は前岳堡塁1901年竣工。佐世保軍港の防備のために設置された大日本帝国陸軍の佐世保要塞のひとつ)。ここに行きたいがためのルートでした。予定のコースからは大幅に外れてしまいましたが、何とか辿りつくことができました。しばらく堡塁の中で遊んだり、記念撮影など行いましたが、エリとジュリは追ってくる気配がありませんでした。とりあえず近くに設置しているビアストップまで行こうということになり、堡塁からはハイキングコースを辿って、シギーを脱出。隠しておいたビールを取り出して、横尾・中通地区簡易水道前のビアストップで休憩となりました。ポツポツと集まってきましたが、やはりエリジュリ姉妹は一向に追いついてくる気配もなく、心配したリーロイがスイープ(Sweep:迷子が出ないように誘導する係。本来はハウンドの中にこっそり入っている。佐世保では人員不足のため配置していない)を買って出ました。この間にヘアは後半戦スタート。横尾町の長閑な田園風景をバックに進みました。予定通りチェックバックもいくつか盛り込んで、中通町から保立町へて下り、佐世保女子高の下のインターセクションからは、お決まりのビバシティ比良町の駐車場を抜けました。階段を降りて、佐世保合同庁舎方面へ進み、最後は三ヶ町からアーケードに入り、ニミッツパークかニューマカティでフィニッシュと思わせて、佐世保中央駅がフィニッシュでした。走行距離としては10km程度でしたが、アップダウン多めで、いつもより長めのトレイルでしたので、皆さんバテバテでした。駅前で酒盛りしたり寝転がっている怪しい人達に駅利用者からは鋭い眼差しが向けられましたが、「大丈夫です。死んでいません」とトモキが説明を加えました。いつものようにフィニッシュ地点にチョークで落書きしていると、民家の主らしきおばあさんがやって来て、落書きに対して流暢な英語で「恥を知れ!」と一言吐き捨てて去って行きました。エリとジュリも無事確保されたことを確認。ダウンダウンのために場所を移動しようということになり、何やらパーティーが催されており、残り物にありつけるとのデビッドの情報を頼りにニミッツパークへ向かいました。会場では催し物は終了していましたが、ありがたいことにドラム缶みたいな樽ビール(もちろん無料)にありつくことができました。そのままタダ酒でダウンダウンになだれ込みました。ここでジョンジョージアナ、クリナや、お別れしたはずのジョナサンも合流しました。5回目の参加となったダニエルネーミングも行われ、フリーボールフライデーに決定しました。トレイルでの出来事としてエリとジュリが前岳堡塁の辺りで人骨に触ってしまった、と大騒ぎで話していましたが、「戦時中の建物なので、そんなこともあるでしょう」と軽く受け流されてしまいました。最後は両国の国旗降納のお手伝いをしてダウンダウンは終了。オンオンはニューマカティでした。次回のランは結局ヘアが不在のため、6/10(日)またもやピックアップラン。しかしニミッツパークはうんざりということでJR大塔駅スタートとなりました。オンオン。ミネトモキ

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