2/20/2012
Hash Trash 2012 February 18 極寒の冬日、即興トレイルで逃げ切りラン
欠席表明者が続々と増える中、ヘア(Hare:コース作る人。これがいないと始まらない)の申し出もなく、週末に近づくにつれ次第に不安になっていきました。結局土曜日当日までヘアは見つからず、参加者自体もほとんど見込めず、とりあえずピックアップラン(Pick Up Run:ヘアがいない時の最終手段。当日集まった人の中から無作為にヘアを選び、通常より短い5分間の先行時間が与えられ即興でコースと作るという形式。その後ヘアを捕まえた人が次のヘアになる。通常ランより当然捕まる危険性は高い)を行うこととしました。一方、ネット上ではチカがヘアを「すべき」なのか、「しない」のか、それとも「せざるを得ない」なのかといった、くだらない議論が繰り広げられていましたが、結果的にはチカは仕事で不参加でした。主催者である私トモキも夕方には別の集会に参加しなければならず、ハッシュに参加する意義の大部分を占める「ビール」が飲めないため、あまり乗り気ではなかったのですが、さらに朝からの降雪(特に佐賀地方はかなりの積雪)のため、一層やる気は下がってしまいました。しかし当日の朝デビッドから「ハッシュ用にビール買ってくる必要あるか?」とのメールがあり、とりあえず最少敢行人数の二名の参加は見込めることとなりました。ただ雪の中のランになりそうだったため、いつものフラワー(Flour:小麦粉。マーキング道具の一つ)は使い物にならないだろうと思い、これまで貯めていた小さくなったチョークを細かく粉砕して、雪道シギー用の色付きフラワー(Colored Flour:アメリカの多くの地域では炭疽菌と間違えられないよう色を付けるよう推奨されている)を製作しました。13時半のニミッツパークUSOにはエリックが新人のレイモンドを連れて待っていました。その後ダンとデビッドが合流し、総勢5名の集まりとなりました。ピックアップランの説明をしましたが、何となく私かデビッドが最初のヘアをしなければならない雰囲気となり、渋々デビッドが第1ヘアを名乗り出ました。小雪が舞う中、記念撮影の後、13時47分にヘアがスタート。いつもより早い5分後の13時52分にハウンド(Hound:ヘアを追いかける人達)もスタート。佐世保公園のインターセクション(Intersection:分かれ道)から5方向を探しましたが、なかなか見つからず、かなりの時間を費やしてしましいました。最後に選択した石畳が正解で、私が知る限り初めての佐世保公園からニミッツパーク(治外法権)へのフェンス越えコースでした。ニミッツパーク入口から国際通りを渡り、佐世保中央インター方面へ進みました。ログキット横から階段を登り、海上自衛隊佐世保史料館前のインターセクションから別れて捜索していたところ、早くもヘアが発見されてしまいました。エリックが「ヘアスネア!!(Hare Snare:ヘアを途中で捕まえること。一般的には身体的接触が求められる)」と叫びましたが、デビットは構わず逃げ続けました。エリックは必死に後を追いましたが、途中で断念。後方からトモキが猛チャージをかけて、飛鳥会館前の佐世保グランドベルズ駐車場内でヘアを捕獲しました(14:10)。息つく間もなく第2ヘアとなってスタート。相生町方面へトゥルートレイルアローを書いた瞬間にトレイルを思い描きました。持ち時間が少ない中、チェックバックもしっかり盛り込みました。トレイルは中央保健福祉センターから佐世保市役所を進み、さらに市立清水中学校と佐世保川沿いをひたすら北上しました。そして俵町交差点を横断して、MR北佐世保駅まで辿り着きました。駅前の交差点から、先月デビッドにBTを仕掛けられた仕返しに、花園町住宅街へ登る長い階段を目指しました。体力はかなり消耗しており、何とか階段を登り詰めたのですが、一向にハウンドの気配がなく、張り合いがないため、しばらく待機することにしました。笛の音は遠くに聞こえるのですが、なかなか接近せず待つこと13分。ようやくダンの姿を見つけたため、コース作り再開。特別養護老人ホーム花ぞ野の前のインターセクションから、時間的にはタイトでしたが、階段を登りつめたところにBTを設置しました。本コースは花ぞ野の脇から折橋町へ下り山手町方面へ進みました。ここからも一部先月のデビッドのコースを盛り込みつつ、名切町エリアでは私自身初めて通る道もありましたが、なかなか面白いコースができました。そしてお約束の松浦鉄道の高架下を通り、高梨町方面へ進みました。そしてたかなし公園から墓地を抜けてシギーに突入しました。このエリアも昨年の夏の夕涼みランで下見していました。シギーを抜けて、陽だまりの丘マンション(ダンの居住地。彼にはもったいない程いいマンションです)前のインターセクションから路地を抜けて須佐町へ進み、リビングミュージアムリムから佐世保市体育文化館を抜け、国道35号線に出ました。ここまで来るとフィニッシュは明白でしたので、まっすぐ矢印で誘導し、最初の公約通り15時30分にフィニッシュしました。ほぼ全てのエリアを知っていましたので、厳密には即興とは言えないかもしれませんが、走行距離10.6kmの我ながらグッドトレイル(Good Trail:良いトレイル)だったと思います。程なくして全員が到着、しばらく栄養補給して、雪降る中子供達が元気に遊ぶ佐世保公園でダウンダウンを行いました。今日に限ってはトモキは運転のため、アルコール抜き。発売前のアサヒドライゼロ(酒販店用サンプル。2/21発売)やリニューアルしたキリンフリーの「疑似ビール」で乗り切りました。ダウンダウンでは最初のヘア(全行程の1割以下)、二番目のヘア(ほぼ一人ヘア)が飲まされ、ヘアを捕まえ損ねたエリックも飲まされました。新人のレイモンドの紹介が行われ、ダンは飲み方の模範演技を行いました。しかしこの人数では飲ませるネタがなく、さらにあまりの寒さのため、とっとと終わってしまおうということで、スイングローも倍速バージョンのみを行い、16時45分に終了しました。トモキはその後の別の飲み会へ向かうため、久し振りにオンオンなしで解散の大人しいランとなりました。頑張って駆けつけてくれたチカ、ごめんなさい。次回のランは2/26(日)ですが、またピックアップランの可能性高いです。ミネトモキ
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